2号機の製作
2016/4/16
1号機は、基板と電池がむきだしになっていたので、作り直しました。
また、Arduino nano基板を使っていたので、新たに、ATmega328Pマイコン基板(8MHz動作)を製作しました。
後ろから見たところ
下のふたを外すと、ATmega328Pマイコン基板、マイコン用電源(単3電池×4個)、モーター電源が見えます。
1号機の上下角度は、上下±15° とし、発射部の高さも高くしていたので持ち運びに少し不便でした。2号機では、上に20°、下に10° に変更して、発射部の高さも少し低くしました。これで持ち運びがしやすくなりました。近いうちに、試し打ちをしたいと思います。
3号機の製作
先日、卓球教室に通っている知人とふたりで、2号機の評価をしました。知人から練習に使えると言ってもらい、その場で譲って欲しいと言われましたので譲りました。そうなると、自分が使う卓球マシンがないので、3号機を製作しました。
2号機の上下角度は、下10°、上20° として、持ち運びできるように極力、高さを低くしました。しかし、下の方の角度が足りなく例えば、相手がサーブを想定して、レシーブの練習をする際、上手くネットを超えないことがありました。そこで3号機では、少し高さを高くして、上下 ±30°としました。
水平にしたところ
上30°
下30°
制御部分のモーター電源は、充電にモバイルバッテリーを取り外さなくてもいいように、電源スイッチの横に充電用USB端子を出しました。
制御部分、上のふたを取ったところ
評価してみます。
実験してみました(音声が必要であればオンにしてください)。
上回転にして、赤外線リモコンでボール発射間隔を調整、途中で一時停止をしました。
下回転にして、下回転ショートサービスを出してみました。途中でボールに強弱をつけていますので、ネットに引っかかっていますが、上手く相手コートにツーバウンドでボールが入りました。しかし、発射部分を高くして角度をつけると、もっとネット間際にボールを出すことができると思いますが、高さが高くなると持ち運びに影響がでそうです(音声が必要であればオンにしてください)。
知人に譲った2号機の評価では、前の方に電源スイッチを設けているため、電源スイッチにボールが当たると電源が切れると言っていました。おそらく滅多にないと思いますが、次のバージョンでは考えたいと思います。
最終的には、2モーター仕様にして上回転、下回転、ナックルボールなど、回転に応じた練習、首振り仕様にしてフットワークの練習を考えていますが、発射部分の機構と質量が増え、強度、電源、持ち運びなど、全体的に見直しが必要です。しかしながら、これはこれで、これから卓球を初める初心者、初級者の方が使う方がいいのかな?とも考えます。また、初級者、中級者の方でカット打ちの練習、フォア側(又は、バック側)のみの多球練習などです。当分の間は、これで練習してレベルアップを図りたいと思います。練習していると色々とアイディアが出るかも知れません。
自作卓球マシン収納袋の製作
家内に作ってもらった、卓球マシンと捕球ネット収納袋を一度に持ち運びできる卓球マシン収納袋です。
この収納袋に、卓球マシン、トレーニングボール、捕球ネット収納袋を入れます。
こんな感じで入れます。
このように持ち運びします。
やはり、収納袋は、持ち運びに便利ですね。
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