電子工作のはじめ方

電子工作と聞いて、どのようなイメージがあるでしょうか。

 

私は、「電子部品を使って何かを実現するものづくり」と考えています。
では、「電子部品」とはなんでしょうか。「何かを実現する」とはどのようなことをいうのでしょうか。これ、結構、奥が深いんですよね。

 

例えば、「何かを実現する」とは、このようなことではないでしょうか。

  • ライトを点灯、点滅、調光したり暗くなったら自動的に点灯させたい。
  • カップラーメンの3分間タイマーを作りたい。
  • 小さなモーターを使って何か動くものを作りたい。などなど...

 

私はこの「何かを実現する」ために、電子部品を使って、ものづくりすることを電子工作とよんでいます。大まかな流れとしては、このような感じになると思います。

 

1.何を作りたいかを考える

漠然と何を作りたいかを考えます。
これ面白そうだな、これがあれば便利だなと色々と考えるときですね。いわゆる、拡散(発散)思考をしながら頭の中にあるイメージをふくらませます。外を眺めてボォ~と考えたり、世の中のトレンドを見たり想像していきます。

 

2.頭の中のイメージをアウトプットする

頭の中にあるモヤモヤとしたイメージを自分の目で見えるようにします。
漠然とした拡散(発散)思考から自分の考えをまとめていく収束思考ですね。自分の手で紙に書き出したり、パソコンの前に向かってイメージを描きます。この作業はやはり、手を動かして紙に書き出すことが一番だと思います。書いては消しての繰り返しで、この作業が一番、面白いのではないでしょうか。

 

3.製作できる図面に落とし込む

ここから、具体的に製作できる図面に落とし込みます。
この作業は、ほとんどがパソコンのソフトを使うことになると思います。電子部品に何を使うかを考え、回路を設計、必要に応じてシミュレーションします。ケースに入れるときは、ケースの加工図面を設計します。

4.製作する

頭の中にあるイメージを製作できる図面に落とし込みましたので、これをもとに製作します。
ブレッドボードまたは、ユニバーサル基板を使って製作するのか、実験的に製作(試作と言います)するのか、一挙に完成までするのか検討します。
趣味の電子工作の場合、私もそうですが、ブレッドボードで回路を検証し、ユニバーサル基板に製作、完成するパターンが多いです。

 

製作するためには、電子部品入手、ブレッドボードまたは、基板に実装、ケースに入れる場合はケース加工をして電子部品を取り付け配線します。組立をして配線するので、「組立配線(組配と言います)」と言います。この作業には各種の工具を使います。

 

5.動作を確認する

製作した回路は、電源を接続して動作確認をします。
目視で確認したり、オシロスコープなどを使って確認します。設計した回路と考えていた動作が違う場合は、「3.製作できる図面に落とし込む」に戻って回路を見直し、製作をやり直します。

 

6.完成!

自分が考えた動作になれば完成です。

 

 

 

「電子工作のはじめ方」は、以下の見出しになっています。

 

 

順次、増やしていきますので、お楽しみください。

 

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