動作確認で使う電源と計測器
2018/8/15 2022/1/20
電子回路を動作させるためには、必ず電源が必要です。
また、テスター(マルチメーター)があれば、抵抗の値を調べたり、電圧を測定したりできて便利です。必須ではありませんが、オシロスコープがあれば、動作波形の確認ができて、より深く電子回路を学ぶことができます。
直流安定化電源
電子回路を動作させるためには、エネルギーとなる電源が必要です。電源には直流電源と交流電源の2種類があり、電子工作では乾電池、ACアダプターなどの直流電源を使います。乾電池、ACアダプターは一定の電圧しか出せませんが、直流安定化電源は電圧が可変できるので便利です。
直流安定化電源 0~6V/3A、0~±18V/0.6Aの3出力のものを使っています[メーカ:メトロテック、型番:6806]。
テスター(マルチメーター)
機能によって価格は変わりますが、基本的に直流電圧、交流電圧、抵抗測定、導通チェックなどに使います。
左[メーカ:SOAR、型番:3020]、右[メーカ:MASTECH、型番:MS8209]
オシロスコープ
電子回路の電気信号を観察して、設計通りに動作しているか確認するときに使います。一般的に高価です。
秋月電子通商で販売されている、2.4インチカラーTFTデジタルオシロスコープキット[メーカ:JYE Tech、型番:DSO138(デジタルオシロスコープキットDSO138の製作で紹介)]
本格的なオシロスコープです[メーカ:テクトロニクス、型番:TDS3012B]。
ファンクションジェネレーター
標準信号発生器と言い、正弦波、矩形波、三角波、ランプ波を出力することができます。外部から波形を入力して電子回路の動作を確認したいときに使います。
秋月電子通商で販売されている、ファンクションジェネレーター[メーカ:JYE Tech、型番:FG085] (このケースを3Dプリンターで作ってみました。「ファンクションジェネレータ FG085のケース製作」)
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