ステピングモータ 28BYJ-48スタンドの製作
2022/10/23
トランジスタ技術2022年9月号の特集は、「新時代!エレキ屋さん的 3Dものづくり入門」で、3DCAD と 3Dプリンタ の特集でした。
その中で、「はじめての 3Dプリンタモータ・スタンドの製作」の記事がありました。これは 「CQブラシレス・モータ・キット」のモータを取付けるスタンドです。
見よう見まねで Fusion360 で設計してみました。
3Dプリンタで造形してみようと思い、スライサーソフト 「Ultimaker Cura」 で造形時間を見みたら、16時間24分かかります。これはちょっと厳しいなぁ~
そこで、10分の1 に縮小してみました。これであれば 2時間25分なので時間短縮できます。
造形したスタンドです。
あれっ?、ステッピングモータ 28BYJ-48 にあいそうです。
以前、治具を検討したときに、アマゾンでステッピングモータ 28BYJ-48(5V仕様)と、UN2003ステッピングモータ駆動基板を購入しました。
このモータを取り付けられるスタンドにしようと、取付け穴を変更しました。
取付けられるか、ステッピングモータ 28BYJ-48を重ねてみます。「コンポーネントのカラーの表示」を使って色分けしました。
正面から見たところ、大丈夫ですね。
造形しました。
ステッピングモータ 28BYJ-48 を取り付けました。
正面から見たところ
う~ん、何か物足らないのでプロペラを作ってみようと、Fusion360 で設計、造形しました。
モーターのシャフトに取付けました。
Arduino UNO マイコンボードを使って回転させてみます。Arduino は豊富なライブラリがあるので、ステッピングモータ 28BYJ-48を動かすライブラリを探しました。
「Stepper」と、「Stepper_28BYJ_48」の 2つのライブラリを見つけましたが、「Stepper_28BYJ_48」のサンプルソフトには正転、逆転の 2つのスイッチがあり押している間、回転するので、こちらを試してみることにしました。
配線図は、サンプルソフト内にリンク先があり、それを参考にしました。
サンプルソフトでは、一度、モーターを回転させて停めると、どれかの相に励磁がかかりっぱなしになるので、スイッチを押していない間は 4つのポート出力を 「LOW」 にするようにしました。
動作している様子です。
「28BYJ-48」 で検索すると動作原理、使い方など色々と情報があり、ありがたいことで大変、勉強になります。
手頃なステッピングモータですので、これを使って何かできないかと模索中です...