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HD64180 CPUボード

1995年頃、8ビットSTDバスを使用した、日立のHD64180 CPUボードを製作しました。当時は制御系に8ビットマイコンのZ80が全盛期でしたが、メモリ領域が64KBしかなく、32KBにEPROM、残りの32KBはSRAMという構成が多かったと記憶しています。そのメモリ領域を最大1MBに拡張し、DMAなどの機能を追加したものが、HD64180でした。このCPUボードは、HD64180が一般的になったときに、勉強用としてハードウェアー、デバッグモニターを製作したものです。タイミングロジックは、Lattice社のGAL16V8、I/Oは8255、リアルタイムクロック搭載、シリアル通信にRS232Cを使用した、シンプルな構成になっています。

当時、GALライタは数万円、数十万円と高価でしたが、トランジスタ技術に、GALライタの製作という記事が掲載されました。NEC (日本電気)のPC9801パソコンの拡張バスに接続するGALライタ基板で、プリント基板が提供され、早速、プリント基板を購入、大阪日本橋に電子部品を調達に行き、組み立ててよく使いました。

モニターソフトを作成して、CPUボードのEPROMにモニターソフトを書き込みます。CPUボードのRS232C (DSUB9P) とパソコンのRS232Cとをつなぎます。パソコン側では、実際にこのボードを使って制御するソフトをパソコンで作成し、その実行ファイルをモニターROMを経由して、SRAMに転送されます。途中でプログラムを止めたり、CPUレジスタの値、メモリの値など参照したいときは、ブレークポイントを設定して止めて確認します。いわゆる、デバッグモニターというもので、デバッグモニターを作って動作検証している最中で、そのままになってしまい、すっかり忘れてしまいました。回路図も何処かにいってしまいました。

このユニバーサル基板は、STDバス専用の基板で、コンパクトにまとめてみました。STDバスは、今はもう影も形もありません。

STDバスを使用したHD64180CPUボード

 

はんだ面の配線です。配線の電線は、ジュンフロンETFE0.32電線(単線)を使用しました。配線が多くなり電線の厚みが増えていくので、かさばらないように、約4~8本単位で平らにして、次の配線は上から重ねていきます。近い箇所の接続(短い配線)から始めて、徐々に遠くの箇所の接続(長い配線)にした方が、電線はかさばりません。

STDバスを使用したHD64180CPUボード

 

当時は若くて目が見えていましたが、年齢を重ねると視力が持ちません。また、猫背になることが多くなり、肩がこってきます。今は、フリーで基板CADがあり使い方もインターネットで検索すれば、企業、先駆者の方の情報が豊富にあります。また、個人でも安価でプリント基板を作ってくれる会社もあるので、ものづくりがシンプルになりました。

でも時々、手組みのユニバーサル基板を作りたいなと思うことがあります。

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