リオデジャネイロオリンピックも終わり、卓球で男子団体銀メダル、女子団体銅メダルの余韻が残る中、いつものように練習に励み、いつものように自分の課題と向き合い、上手く出来たら喜び、ダメだったら悔しがるの繰り返しです。

卓球を初めた頃、コーチから中学生の方と練習試合をしてあげてと言われました。私は、えっ!と思いましたが、その中学生の方は数日後に団体戦の試合があるとのことでした。もちろん、相手の中学生の方は上手く私は完敗でした。最後に挨拶をして握手をしたときに、「下手でごめんな、練習にならなかっただろう?」と言ったら、その中学生の方は、「自分の課題が見えて、勉強になりました」と言いました。私はその言葉に驚き、コーチにそれを伝えると、彼は練習熱心で、これから力を発揮して素質がある学生だと言いました。おそらく中学生の方は、相手の気持ちにも配慮していたのだろうと感じ、彼が言った言葉が頭の中に残りました。確かに、試合の中で私がドライブ、スマッシュで決めることもありましたし、中学生の方がミスをして得点につながった場面もありました。

上級者の方と練習試合をするとき、嫌だなぁ~と思うときがあります。しかし、卓球練習を重ねると、勝ち負けより、自分の課題を克服しようと思うようになりました。そうなると、相手が強すぎたから負けたという想いが少なくなり、自分の課題ができなかったから負けた、また、相手はそれを気づかせてくれた存在だと考えるようになりました。

初心者・初級者の方と練習試合をすると、おそらくここで返球できないだろうと考え、だいたい、そのような結果になります。ゆえに自分にとって、それを確認する方法しかなく、自分の課題を克服するというところまでいきません。しかし、上級者の方と練習試合をすると、自分に気づきができると思います。全ての方がそうではありませんが、上級者の方は初心者・初級者の方とあまり練習をしない理由は、おそらくここにもあるのだろうと考えるときがあります。

以前、コーチが、初心者・初級者の方に卓球を教えていると、自分も昔はそうだったと初心に返るときがあると言っていました。また、その方が上手くなっていくと、素直に嬉しいとも言っていました。教える側からすればそうかも知れませんね。

卓球に限らず、スポーツで上手くなりたいと思うのは自然な気持ちだと思います。また、ミスをする原因がわかり、頭と身体がつながって克服し、結果が出ると嬉しくなります。それが自然に出るようになれば、ひとつ課題がクリアされたと思っていいのでしょう。

結局は、これの繰り返しで、やはり継続は力なりですね。